福島県小野町に泊まり続けて約半年になりつつある
どうも「針たむ」です、今週もお隣さんの福島県は小野町より自宅へ戻って来ています。小野町へ泊まり続けて間もなく半年と言う月日が流れますが、未だに観光と言う観光を一切していないというのは、どういう事なんだろうか・・・
半年近く小野町に泊まっていて、ふと思ったのが「小野小町」という歌人の事ですが、文学青年でもなんでもない僕が彼女について何も知るわけも無く、記事として書こうかどうか迷いましたが、思った事を素直に書いてみようとチャレンジです。
無知な部分が多いのでご容赦下さい。
小野小町という人物
東北道から磐越自動車道へ入り、小野インターを目指して走ると、高速道路の案内表示に小野小町の描かれた看板が目に入ります。
ここで初めて、小野町=小野小町?という繋がりがあるのかと思った訳ですが、調べて見ると意外と小野町と言う言葉が出てきません。
小野小町の詳細についての系譜は不明であると言う事で、伝承的に伝わっているのは「絶世の美女」「秀逸な文才の持ち主」等といった事だけ。
彼女の似顔絵等も存在せず、後世の画家による想像上の絵画しか存在していない、調べれば調べるほど「謎に包まれた人物でしかない」というのが僕の正直な感想。
小野小町の生誕
生誕についても確実な情報は無く、秋田県湯沢市で生まれた説、山形県酒田市と言う説、他に京都市山科区、福井県越前市、福島県小野町、熊本県熊本市、神奈川県厚木市という風に全国多岐に及ぶ。
一体、どれが本当なんだろう・・・?
ちなみに製造者(笑)、親は出羽郡司の小野良真と伝えられているが、どうも小町の出生の年と、良真の年が一致せず、良真の娘である説や、小野滝雄の娘ではないかと言う説もあり不明な部分が多い。
小野小町の墓所
もうこの墓所の時点で訳がわからない。
小野小町の物とされる墓も、全国に点在している。このため、どの墓が本物であるかは分かっていない。平安時代位までは貴族も風葬が一般的であり(皇族等は別として)、墓自体がない可能性も示唆される。
- 秋田県湯沢市小野には二ツ森という深草少将と小野小町の墳墓がある。なお、近隣には、小野小町の母のお墓とされる姥子石など、小野小町ゆかりの史跡が多数存在している。
- 宮城県大崎市にも小野小町の墓があり、生地の秋田県雄勝郡横堀村に帰る途中、この地で病に倒れ亡くなったと伝えられている。
- 山形県米沢市の塩井町には小野小町の墓とされる美女塚がある。
- 福島県喜多方市高郷町には、小野小町塚があり、この地で病で亡くなったとされる小野小町の供養塔がある。
- 栃木県栃木市岩舟町小野寺にも小野小町の墓があり、小町は大慈寺裏の断崖から薬師如来の世界を見て、身投げをしたという伝説がある。
- 茨城県土浦市と石岡市には、小野小町の墓があり、この地で亡くなったとの伝承がある。この2つの地は、筑波山の峠を挟んでかなり近いところにある。
- 愛知県あま市新居屋に小町塚があり、背面には「小町東に下るとき此処で死せし」とある。
- 京都府京丹後市大宮町五十河も小野小町終焉の地と言われ、小町の墓と伝えられる小町塚や、小町を開基とする妙性寺がある。
- 京都府綴喜郡井手町では、小野小町が当地にて69歳で没したと伝えられ、小町の墓と伝えられる小野小町塚が残されている。
- 京都市左京区静市市原町にある小町寺(補陀洛寺)には、小野小町老衰像と小町供養塔などがある。
- 滋賀県大津市大谷にある月心寺内には、小野小町百歳像がある。
- 和歌山県和歌山市湯屋谷にも小町の墓があり、熊野参詣の途中この地で亡くなったとの伝承がある。
- 鳥取県伯耆町にも同種の言い伝えがあり、小町地区に墓がある。また隣接して小野地区も存在する。
- 岡山県総社市清音黒田にも、小野小町の墓がある。この地の伝承としては、小町が「四方の峰流れ落ちくる五月雨の黒田の蛭祈りますらん」とよむと、当地の蛭は吸い付かなくなったという蛭封じの歌が伝えられている。
- 山口県下関市豊浦町川棚中小野にも、小野小町の墓がある。
- 神奈川県厚木市小野には、嘉永元年に建てられた拝殿の横に、小町塚が存在する。
引用元:小野小町 - Wikipedia
ここで、一番引っかかったのが、肝心の福島県の小野町には墓所が無いと言う点、何故だ?
確か、これを調べているところで、この記事を書くのを断念したような気がする。だって、小野町=小野小町という概念があったからね。
小野小町の血縁
小野小町の血縁として有力なのが「古今和歌集」で登場する小町姉(こまちがあね)、「後選和歌集」の小町孫(こまちがまご)、他の書物による「小町がいとこ」「小町姪」などといった表現がされている。
ただし、これについても信憑性は低いかもしれない。
小野小町とリカちゃん
関係ないだろうが、小野町には【リカちゃんキャッスル】という知らないものはいないであろうリカちゃんのアミューズメント施設が存在する。それを知ったのは恥ずかしながら、小野町に泊まる事になった時だったけど・・・
小野小町伝説=リカちゃんと言う図式がもしかしたら関係あるのでは無いだろうかと勝手に想像してみたけれどそんなわけがない(笑)
ただ、Wikiでみてみたら、小野小町伝説にちなんだ十二単を着たリカちゃんが発売された事があったり、福島県小野町のふるさと納税の返礼品として500体の「特性リカちゃん人形」の返礼を行なったという話もあるようで、小野町=小野小町=リカちゃんという、繋がりがあった感じが見えたりした。
リカちゃんキャッスルの所在地である福島県小野町において、ふるさと納税の返礼として500体の「特製 リカちゃん人形」が開始から1ヶ月で全て返礼として在庫がなくなったと2017年6月に報じられた[6]。
さて、このリカちゃんキャッスルだが、一度は覗いて見たいと思いつつも、未だにご訪問していない。いい年こいた50近いオッサン数人でこの施設を訪れた場合、どんな絵になるのだろうと・・・
無理だな・・・Σ(; ̄□ ̄A
結局のところ
小野小町について調べてもな~んにも解らないという事と、小野小町とリカちゃんをなんとか無理やりにでも繋げてみたかっただけの事なんですが、小野町に泊まり続けて半年も経つのに、仕事⇔部屋で宴会の繰り返しの毎日から離脱して、いい加減小野町の観光というものも一度はしてみないとイケないような気がする。
リカちゃんキャッスルは行って見たいけど、場違い過ぎるし・・
そろそろ桜の開花も待ち遠しい「三春の滝桜」とか「夏井の千本桜」が妥当なとこか・・・
参考リンク
小野町周辺は桜の名所が所々に存在していますね、下は有名どころのリンクですがまだまだ多数の桜のスポットが存在します~(^^)