索道操作のための講習
索道ってなんだ?
先ほど、ようやくいわきから自宅に戻ってまいりました。
実は結構前の事になりますが「索道」を動かすための講習(特別教育)というものを受けてきたのでちょっとメモ書き程度に・・・
そもそも索道とは何なのかというと
下の画像のような装置全般の事を言います。
要は、山岳工事に於いて重機の走行が自力にて出来ないような場所へ物資(資材)を運ぶための装置です。
あまり目にする事の無い索道ですが、実は結構、身近に存在していますね。
そうです。スキー場なんかにいくと必ず目にするアレなんですね
スキー場に限らず山間の観光地なんかにも設置されていますね。リフト、ロープウェイなどがそれに当たります。
索道(ケーブルクレーン)の講習
現在、携わっている送電関連の仕事でここ最近、本当に要らん資格の講習とか強制的に受けさせられています。
ここ最近の工事というのは主に鉄塔を建設するために平地だけではなくヘリによる輸送や索道を用いた方法で山の頂上での工事をしています。これが正直、厄年をとうに過ぎ、胃の摘出手術をした筋力が衰えまくりの自分にとって「地獄」以外の何者でもないのですが、その「地獄」的な行為のために、自腹を切ってまで欲しいとは思えない資格の一つです。
今回、講習を受けたのは「コマツ教習所-宮城センター」ですが、索道という縛りの講習ではなく「クレーン運転業務/5t未満」という一括して移動式クレーン以外の巻き上げ装置が付いたクレーンであれば全て操作ができると言うもの・・
別にクレーンとか乗る気もないので要らないといえば要らないのですが、今の世の中草刈するだけでも資格が必要になっているためしょうがなく、です。
講習自体は2日程度で完結するのですが、この年になって学科講習と言うのは正直、辛かった・・・実技は特に問題ないのですがね・・・
索道のマイナー性
今回の講習でちょっとウケたのが講師の方が索道の事を良く知らなかったということと、テキスト上にも索道の記事と言うのが小さな絵が一つあった程度で講習自体、索道に触れる内容がほぼ無かったということですかね。
他のクレーンについては事細かく説明していたのに、「ケーブルクレーン」(索道)に関しては思いっきりスルーしてましたわ(笑)
確かについこの間まで索道と言う言葉すら聞いた事がありませんでしたけどね
そんなこんなで二日間かけて無事に学科・実技ともに終了し終了証も交付されて講習終了です。
資格の有用性
実は今回の講習の終了証を取得後、索道の現場と言うものが2度ありました。にもかかわらず一度も索道の機械は動かした事がないです (^-^;
そりゃあそうでしょ、おいらの場合動かす機械と言えば「パワーショベル」くらいのもんでほとんど索道基地にいる事は皆無ですからね・・ほぼ、山を切ったり、穴を掘ったりの専属オペですのでね・・
だ~か~ら~
要らないって言ったのに・・・金返せよ~
最近、年のせいか愚痴が多くなっているオイラでした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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